1月16日(水)麻生副総理兼財務大臣来石

 自宅から風越トンネルまでは雪もなく路面が乾いていてスムーズに来たが、トンネルを過ぎるとそこは雪国だったではないが、路面が凍結していた。議長室に8時過ぎに到着し、スケジュール調整を行っているとキャンナス菅原代表からのメールで担当部で部長・次長・課長と協議した。市民要望の件で担当を廻り、境教育長と懇談した。11時半に麻生太郎副総理兼財務大臣が新蛇田土地区画整理事業地へ副議長・日野局長と移動した。記者団が既に待機、ヘリの関係で30分遅れの12時40分に到着し市長が状況を説明、私から課題点を要望した。続いて仮説蛇田中央団地へ移動し団地内を歩き、団地住民から復興を急いでなどの声に麻生大臣が応え、市長と議長連盟の「東日本大震災に対処するための要望書」を手渡した。
 昼食を車中でパンをいただき、株式会社スイシンへ移動し午後2時、田村憲久厚生労働大臣と秋葉副大臣を迎え、スイシン横山社長から人が足りないのは、仮設住宅から働く場所まで足がないので通勤への援助、廃水処理公社の土管の改修を衛生管理の点から促進して欲しいなど要望があった。また、石巻魚市場須能社長から放射能問題の提言、工場長からカラスの害、二十日鼠など要望、続いて市長と議長連盟の「東日本大震災に対処するための要望書」を田村大臣、秋葉副大臣に手渡した。
 3時30分からは、議長室で産業部長ほかを迎え、水産加工業再生支援事業費補助金、ほ場整備関係について説明をいただいた。4時からは震災復興部長ほかを迎え情報提供として明日開催される第5回石巻市防災集団移転・災害公営住宅入居等運営検討会議の中間報告、石巻市復興住宅(借上市営住宅)入居者募集について説明いただいた。
 『仏典に「見聞触知、皆菩提に近づく」という言葉がある。ただ漠然と見聞きしているというのでなく、目的をしっかりと定めて毎日を生きる。真剣に求める。すると、その答えが読む本の中に、会う人の言葉に、また、出合う一つ一つのことに、次々と見つかる。それはたとえば、磁石が砂の中から砂鉄をそっくり吸いつけてしまうのに似ている。反対に、求めることのない人は、宝の山の中に埋まっていても、なにひとつ身につかない。』何か、そんな境地だ。
 夜は、うしお会総会新年会のため石もり。

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