1月18日(金)情熱
早めに自宅を出発したら8時前に議長室に到着した。「書聖」と呼ばれる中国東晋時代の書家、王羲之の書の精巧な写しが発見された記事等を整理し、日野局長と新たに入ったスケジュールを調整し石巻グランドホテルに行った。10時から石巻商工会議所主催の「石巻市議会との復興に関する懇談会」が開催され、石巻商工会議所浅野亨会頭、石巻市議会議長の私が挨拶し、石巻市水産復興会議伊妻壮悦代表から現状説明を受け、懇談テーマ「石巻漁港における水産業の復旧・復興について」①石巻魚市場の早期建設・複合施設の建設について、②水産加工団地の早期整備について、③嵩上げ及び産業ゾーンについて、④雇用問題並びに商品販売戦略について、⑤二重ローン並びに企業支援策について、⑥放射能問題について、それぞれご説明をいただき、協議へ。様々な課題が解決を水に進んでいるが、基盤整備をしっかりと早く行い石巻魚市場がCM方式により一段と早く完成することが望まれている。また、加工団地が一斉に稼働した場合の廃水処理問題、産業系の買い上げ制度の実施など情報を共有化し一丸となって対応することが重要だ。閉会は、石巻商工会議所後藤宗徳副会頭が行い、今後、会を重ね復興を加速させたい。
午後1時半からは、石巻市河北総合センター(ビックバン)に移動し、第15回石巻地区2市1町特別職・管理職員等研修会に出席した。はじめに、石巻地区広域行政事務組合副理事長阿部秀保東松島市長が挨拶と講師を紹介した。「21世紀・日本復活の決め手は何か」の講演テーマで講師は、小関哲哉 氏(時事総合研究客員研究員、国際問題研究所ATWI所長)で、円安の90円付近、ユーロー、株価の上昇の原因は、野田前総理が昨年11月14日に突如16日解散の表明によるもので12月16日の結果がグローバルな社会を動かしたと。経済から国際問題、情勢も何故か?という問いに答える形式で、2月23日開催される石巻圏域復興祭と東日本大震災での状況を加え、オリンピック招致と伊達政宗が400年前にスペインへと派遣したサン・ファン・バウティスタ号は、慶長地震津波の震災を受け、伊達政宗がスペインに使節を送ったのは1613年(慶長18年)で、直接スペインと交易し、震災からの復興を図ろうとした、情熱で全世界に発信していただきたいという内容だった。
4時からは、柳田総務部長、門間次長、二上防災対策課長が来訪、「旧青果市場物資会不計画」について伺った。6時からは、割烹石もりで荻浜地区三会新春懇談会に出席、三会のうち行政委員を代表し亀山会長挨拶、祝辞を亀山市長、石巻市議会議長の私が行い乾杯、故郷への思いを感じつつ情熱で加速復興したい。