2月21日(木)不惜身命
第65代横綱推挙の使者を迎えた貴乃花関が、「相撲道に不惜身命を貫きます」と決意を述べて脚光を浴びたこの不惜身命は日蓮聖人の教えにある。庭野さんは『その尊さは、この最高の宝である命を仏に捧げることで聖人・賢人といわれる人は成仏されたのだと教えておられます。不惜身命とは、命を軽々しく投げだすことではありません。悟りを得るため、それを万人に及ぼすために、楽をしたい、出世したい、名誉を得たいといった小さな我の欲望を犠牲にすること、それが身命を惜しまぬことです。道を究めるのには、目標をしっかりと定めて、まず自分が自分に約束したことを守り、それを貫き通さなくてはなりません。なんの目標も持たない人生は、その場その場の安楽を求めるだけで、あっという間に年月が過ぎ去ってしまい、「自分の一生はなんだったのだろうか」と悔やむことになってしまいます。目標が定まると、苦労が苦労でなくなります。苦しみを一つ一つ乗り越えていくのが楽しみになるのです』と開祖随感に著している。
さて、来訪者も多かったが、溜まっていた書類を整理しながら議長室で多くの提言を受けた。不惜身命の気持ちを持ち、相手を思いながらことを進めていきたい。昼食を副議長他同僚議員と一緒にとり、午後1時からは議会運営委員会正副委員長と共に、第1回定例会議案説明を受けた。その後、総務部長と今後の進め方について協議した。3時過ぎ、この冬1番と言えるような寒さと強風、自宅に戻ると北海道をはじめ寒波、青森は550センチの積雪で大変な状況だ。夜は、先般お祝いの手紙を送った中学生から返事をいただき、また、エールのお手紙やファックスをいただき、冥利に尽きる。不惜身命を極めたい。