6月2日(日)ご縁

 日常の出会いの連続の中で。ご縁をいかに大事にできるかが重要だ。午前中は、阿部和夫元教育長先生や恩師と会い、いろいろご教授いただいた。特に、月浦にある東郷平八郎の揮毫「南欧使士 支倉六衞門常長解䌫地」の石碑が1922年(大正11年)に建立された由来は、まさにご縁の賜だ。そもそも榎本武揚が1868年(明治元年)10月開陽丸をはじめとする旧幕府艦隊が折浜に集結した。開陽丸艦上で倒れた讃岐塩飽諸島(香川県)出身の中井初次郎が亡くなり桃浦の洞仙寺で葬儀、墓が建立された。その後、小笠原壱岐守長行から、ご縁のドラマがはじまる。また、先般、香川県丸亀市長ほかが来石し災害協定を結んだ際、中井氏の墓をお参りしたお話を伺った。歴史の深さとご縁を感じ取ることができる。
 パソコン環境改善のため、震災前に導入するはずだったフレッシュ光を予約、担当していただいた千葉さんとクラウドをはじめ話題に花が咲き時間が瞬く間に経過した。夕方、53年前のチリ地震に作られたコンクリートの防潮堤を見て、ご縁で得たいのちの森の防潮堤の推進について意欲がわいてきた。全ては次世代へのバトンタッチのため。

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