6月30日(日)岩沼海岸植樹式

 朝、雨が降っていて寝心地が良かった。午後から、国交省主催の岩沼海岸植樹式を心配しながら石巻市内で合流し一路岩沼市へ。6月9日に行われた岩沼市の「千年希望の丘 植樹祭」のすぐ目の前に、コンクリートといのちを守る防潮堤のハイブリット型の植樹式だ。役員会でも急なお話だがやっと「いのちを守る森の防潮堤」が国を動かし、宮脇先生の提唱する森の長城プロジェクトが国内初で実現できたのは自公政権で太田国土交通大臣で、東北整備局の動きも大きな力となっただけに期待も大きかった。
 午後2時に開会式、主催者として太田国土交通大臣が挨拶、続いて三浦副知事、ユニークで思いが籠っていたのは井口市長、爆笑やらエールの拍手喝采だった。式を終え太田国土交通大臣と懇談させていただき、石巻市の時も力になりたいと。今回は、防潮堤前の潮騒がする太平洋の砂浜の仙台湾沿岸に築かれたTP+7.20mの海岸防潮堤。その陸側に腹付け盛土を行い、そこに潜在自然植生の森づくりの実施する植樹だ。だが、残土で盛土のため2m以上の深さの説明図だったが浅く一抹の不安…。ともあれ、ここまで漕ぎ着けたのは、宮脇先生はじめ多くの方々のご支援の賜物で何とか生き延びと欲しいと願うばかりだ。
 5時過ぎに岩沼出発し、石巻に戻り東松島市でご案内いただいていたBB会で懇談、7時過ぎ市内に戻り新しい名詞をいただき、セレモニーホールこまつでの阿部家通夜へ行った。同級生もいて市政への思いや進まぬ復興への不満を伺った。植樹のように何とかしたい。

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