7月18日(木)志教育

 日本経済新聞23面に『防災や復興に「歴史学」生かす』が掲載されていた。奇しくも昨日のブログは「歴史」だった。文化伝承書『遠藤盛行・弘行 父子の念い 雄勝硯』の本をいただき、その思いを一層強くする。書家中島蓮周さんが「須美須利(すみすり)」で巻頭を飾っていた。そもそも、国の伝統的工芸品にも指定されている雄勝硯は、室町時代に藩祖伊達政宗公が遠島(現・牡鹿半島)へ鹿狩りの折り、硯二面を献上したところ、いたく賞賛、褒美を賜ったとあり、また二代忠宗公もやはり鹿狩りの折り、その巧みな技に感服し、硯師を伊達藩お抱えとされ、その硯材を産する山を「お留山」と称し一般の採石を許さなかったといわれている。それが、明治になり学校教育で習字が取り入れられ、紆余曲折、日本一の雄勝硯は質ではなく量と揶揄された。1980年5月に出版された『和硯と和墨』上村和堂著の106ページに、『本来ならばその中の最も加工しやすい石を選んで加工すべきはずなのだが、現実にはそうではなくて、最も加工しやすい石を選んでいる。加工しやすい石は結局軟らかい石で、硯材としては最も劣っていた石である。工賃が一面幾らという建前になっているから、自然そうなったであろうが、その結果「玄昌石は豆腐石だ」という悪評を招いてしまった。』しっかり対応することで『雄勝の硯は、一層名声を天下に馳せるようになるであろう』としている。
 さて、9時からキャンナスの訪問を受け、牡鹿地区及び牡鹿半島の復興への福祉・介護・医療・生業などの懇談を行った。地名と風土(FOOD)の相関関係は歴史・文化・伝統であるということでまとまった。午後からは、「平成25年度 石巻市立荻浜中学校 第1回生徒指導問題対策委員会」と引き続き、「第1回学校関係者評価委員会(学校評議会)」が荻浜中学校であった。佐藤修一校長が志教育と自から磨くについて挨拶があった。
 開始前に、FBなどで大雨による冠水の連絡があり、不安の市民へ冠水個所の対策を急ぎたいものだ。その後、雄勝硯の件で懇談、志を高く持ちたい。

コメントは受け付けていません