7月20日(土)真実一路

 朝、市内を経由して戻って、10時に十八成浜へ行く。十八成仮設住宅で今年2月2日に発足した十八成高台移転部会で何度も話し合いを持ち午後からの部会前の事前打ち合わせに伺った。本日のテーマは、自分がどこの場所に住むかについて、町並みの景観についての2点だ。課題等も絞り全員でしっかり意見を集約していただきたい。帰りに、十八成浜を眺めたが、かつて鳴り砂のビーチが恋しくなった。
 午後1時からは、石巻市役所河北総合支所で大川小学校について当時の避難状況を検証している第三者委員会が中間報告書をまとめた第3回大川小学校事故検証委員会児童御遺族報告会に出席した。義弟と連絡し出席できないのでお願いしますと言うことで受付た。遺族ですかと心ない質問にむっときたが、兄と名前を書き3階の会場へ行く。検証委員会の室崎委員長はじめ委員、調査委員から挨拶があり、首藤由紀事務局(㈱社会安全研究所代表取締役所長)が「中間とりまとめ」について説明の後、遺族側から調査の結果と食い違っている部分などについてしっかりと調査を求めた。特に、報告書で津波の到達時刻やアンケート調査など多岐にわたり指摘、検証委員からは、「調査を進めたい」と事後対応になり、委員会で、PSD発言や基本を熟知し議論をしっかりして欲しいなどとして一部の委員の交代をおこなうのにどうすれば良いのか要望を出したいなどが出たが文部科学省前川子ども対策支援室代理から選ばれたこのままの委員で進めて行くと回答があった。第4回は、8月24日を報告され終了したのは午後5時26分。記者団のぶらさがりがあり急いで渡波のうしお荘へ行き、6時半から「第二回石巻ドリプラ実行委員会」に出席した。ドリプラは、ドリームプラン・プレゼンテーションでの略で事業の価値を説明するのではなく、その事業が社会に広まった時、どんなシーンが起こるのかを体験してもらうのが夢、ドリームプラン・プレゼンテーションだ。報告事項としてプレゼンターの募集状況、支援状況についてあり、協議事項として、支援者、運営に関わるすべての人が、夢に向かって努力し行動することにより、自らの壁を超え、成長していく取組みを構築する人事配置(組織)、新潟ドリプラの参観など協議した。夢はいいなあ。第三者委員会報告会の後だけにギャップが大きかった。

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