8月7日(水)七日日(なのかび)
24節気の立秋、今日からは暑中見舞いではなく残暑見舞いとなるが、暑さは強烈だ。七日日(なのかび)で、妻が仏壇に団子やお膳を供え、お墓の掃除をするため朝早く(涼しいうちに)出かけた。私も焼香し、犬の散歩を兼ねてお墓に行った。昨日から、母が「七日日、明日だな」と言っていた。小積浜の墓地は入り江の小高い山にあり東日本大震災で被災した港湾と太平洋が眼下に見える。ボランティアの方々に地蔵様から急斜面の道路に階段を作っていただき登りやすくなった。掃除を終え水を掛け供えた花を見つめながら、小学1年生の時に、七日日のお墓掃除を絵日記に書いたことを思い出した。 「お先祖様がいるお墓は大切にしなければならないよ。みんながいるのは、お先祖様のお陰で、だから」と言われたなあと思い感謝しながら合掌、海は何事もなかったように穏やかにキラキラと輝いていた。
さて、故郷から人口流失が止まらない中で、何とか七日日をはじめ大事なことを次世代へ伝える必要がある。魅力あるふるさとづくりが必要だ。河北新報に東日本大震災の防災集団移転事業で移転先として希望が集中し足りなくなるのではと言われていた二子地区について1割減になったと報道していた。1割に当たる44世帯は自力再建や新市街地へなどに変わった。復興加速の声だが、計画より軟弱地盤のため住宅建設が2年遅くなるためだ。
さらに、事業復旧などでも不満と悪い噂を聞く。特に、7月16日入札の蛇田浄水場移転復旧事業第6号須江山浄水場及び鹿又取水場水処理設備工事では参加した7社が最低制限価格5,811,939,000円の同額で入札すると言う珍事(謎)が生じたことが話題となっている。いかに、市販のソフトを使ったためとは言いながら発注した側と参加した7社が全て同じ金額で1円たりとも違わないという結果はどうか、これがあなたの敗因とまで揶揄された。
仙台七夕、天気にに恵まれロマンや希望あふれる話題を作っていきたい。七日日、先祖に手を合わせ子々孫々に恥じない街づくりを!