9月18日(水)波紋

 放射冷却の現象で朝は冷たい秋風だった。昨日の日和幼稚園の判決の影響は大きい、各紙の論調も厳しい思い判決だったと掲載されていた。これは、学校管理下の大川小学校の場合ではどうだろうか。私立の日和幼稚園と違い義務教育の市立小学校である、責任はもっと重い。当時は、教育長不在、自然災害の宿命発言もあったが、この判決をどう捉えるのか?また、第三者検証委員会に5,700万円の支払いは何をチェックするのか。遺族の皆さんもあきれ果てた文科省と県教委が指導監視する第三者検証委員会の議論は、血税をどう捉えているのか、答申に法的拘束力すらない、机上の空論を展開している。それなのに、人災発言は、第三者委員会の結果に委ねると言う。本来安心であるはずの学校管理下で児童74名の死・行方不明は絶対に納得できないものだから真相解明を訴えてきているのだ。FBで連絡をいただき夕方TBSのNスタで「震災遺構について」5時20分ごろ放映された。女川中学校の生徒たちが「1000年後に津波被害を伝えるために必要」と町に保存を提案し募金活動を行い石碑を各浜に建立する。既に1,000万円に達していてまずは、1か所実施し残りの浜に全て実施したいと。また、大川小学校の件も震災遺構として生き残った児童(現在は中学生)が訴えていた。石巻市は、これも決定できず委員会を立ち上げて十分審議すると言う。リーダーの判断は?
 さて、東松島市で午前中懇談、午後からは被災者の相続などの手伝いに司法書士と懇談した。リーダーシップが必要な中でシビレを切らし人口現象が進む。夢と希望をもたらすカンフル剤となる提案がない。唯一、復興住宅の申し込みか?明日からは一般質問がはじまる。市民の代弁者として活発な議論を期待したい。

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