9月25日(水)放置

 JR北海道が異常を放置していた問題は、命を預かる鉄道事業者としての安全意識と責任感が希薄化していることを浮き彫りにした由々しき問題だ。確かに、JR北の鉄道路線計約2500キロのうち、半分の約1170キロがローカル線の「地方交通線」により、幹線も人口密度の低い地域を走っており、大半が不採算の赤字路線とされている。このため赤字経営では限られた予算、人員で対応してきたことが理由で放置されていたのでは解決にならない。
 ここで残念な記者会見は「失念」の言葉だ。震災以降、「いのち」に向き合う機会が多い、これまで見られなかった亡き妹、甥っ子達を特集したDVDを見て未だに抜け出せない。夜、七十七銀行女川支店での震災時対応について特集していた。走れば1分、なぜ30分以上屋上に居たか?というものだった。午後からは、荻浜地区の住民を勇気づけようと地元歌手「梶原あきらショー」が瑞幸で開催された。母も大変楽しいかっと話していた。久しぶりに会頭と懇談し桃生地区へ行き、渡邊家通夜へ復興の遅れなど指摘され、やさしい対応を求められた。放置されていると勘違いをしている方々も人口流失が並行して起きている現実をしっかりという思いだ。

コメントは受け付けていません