3月4日(火)二元代表制

 日本経済新聞が昨日から震災復興課題について上・中と提言している。まさに、指摘の通りだ。気になるニュースで、地方自治体はどのように運営されているのか 夕張市長 鈴木直道(5)では『皆さんは自分の住んでいる地域でどのように物事が決まり、実行されているか知っていますか。簡単に言うと、選挙で市民が選んだ議員が議会で決定し、同じく選挙で選んだ市長が市の職員とともに執行するしくみです。そして「やるか、やらないか」という市役所としての最後の判断は市長が行います。そのため、市長には大きな権限があります。今回は破綻した夕張市の事情と、市長としての生活を紹介しながら説明したいと思います。国、北海道との「伝言ゲーム」 何度かお話してきたように、財政破綻した夕張市は、国、北海道と合意して決めた財政再生計画に従って借金を返しています。仮に大雨が降って橋が壊れ、急いで修理したいと思っても計画のもとに運営している夕張市では原則、「計画に乗っていない出費」なので国や北海道の許可を取らなければ決断することができません』と。
 鈴木直道市長は、1981年埼玉県生まれ。1999年東京都入庁。2004年、都庁に勤めながら4年で法政大学法学部法律学科を卒業。2008年夕張市へ派遣。2010年11月、夕張市市長選の出馬を決意し東京都庁を退職。2011年4月、夕張市長に就任して活躍している。震災からの復興、財政面の対応と石巻市も山積する課題の中で、二元代表制で市長、市議を選挙することは市民ひとりひとりの大事な参政権だ。
 さて、内祝いや写真をいただき大変ありがたく感謝感謝だ。浜で漁獲されたメロードをいただき復興への思いと土地利用、産業振興のお話を伺う。夕張の財政破たんにならぬように着実に復興政策を進める。意識の高さが求められる。

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