6月7日(土)市民の声
朝、地元紙の1面に『市立病院建設費が倍増 財源確保に苦慮 石巻市、国に支援要望』とあった。市立病院問題はこれまで何度も議論をしてきた。市長選後の1年2カ月で立地場所をよしとする声をほとんど聞かない。なぜ駅前か?という声がほとんどだ。加えて、石巻医療圏の地域医療再生を担うという大義から 新市立病院(180床)の建設費は約70億円を宮城県地域医療再生基金を財源としていたが、その試算は、かつての南浜町にあった市立病院(206床)の建設費から算出してあった。そもそも、その建設費も高いと国の経営相談で指摘されてる。140億円以上に膨らむ様相だが、私のFBにも70億円で建てられる身の丈論を指摘すること声が多い。さらに、駅前周辺整備で150億円、財政破綻が見え隠れする。県・国への働きかけも見通せない。市民から詐欺だ、最初からできなかったのではなど厳しい声を伺う。行政側が作り議会側として私も設立させた沿岸5市町の連携も形骸化となっている。
9時半から自民党5支部で大久保衆議院議員、池田宮城県議会議員と河南バイパスなど道路インフラ問題解決のため協議した。協議後、当然ながら市立病院などにわたり懇談した。現状は厳しく過日発表された全国1800市区町村の49・8%に当たる896自治体が「消滅の可能性が高い」としたが、現実味を帯びてきた。来週から新市議会の対応、二元代表制の議論を見据えたい。