8月4日(月)必要性

 新しい仙台市立病院の建設工事が終わり、災害対策などが強化された新しい施設の内部が初めて公開された。34年前に若林区に建設された施設が老朽化したことから、太白区あすと長町に移転することになり、おととしから総工費175億円余りをかけて建設が進められてきていた。震災後の復興による人手や資材の不足で、当初の予定よりおよそ3か月遅れたというが、報道陣に公開された病院の新しい施設は、地上11階、地下1階で、延べ床面積が55,000㎡余りで建物は免震構造が採用され、ヘリポート、新生児用の集中治療室、NICUが設置され、災害医療のほか周産期医療の機能も強化されている。
 先月7日石巻市議会で付帯決議の議決の石巻市立病院は、建設費が資材価格や人件費の高騰や病院機能の充実のために、当初予定の2倍の 137億円に膨らみ㎡ あたり653千円、設計変更するなりして最大限予算増の圧縮に努めるべきではないのだろうか。5棟180床にする必要性があるのかなど不満声を本日も伺う。これこそ、身の丈論か。
 さて、午前中は市役所、地元少年野球のためライオンズクラブ会長に遠征費申し込み、その対応に奔走した。明確な手当てや説明責任も見えぬままの動きとは民間は大きな違いだ。市役所でお会いした人は怒りで一杯のようだった。議会の政務活動費についてもクレームだった。浜での活動を進める和手に活力ある行動を行いたい。

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