8月27日(水)イレギュラー

 東日本大震災で、児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった石巻市立大川小学校の惨事。市や県の責任を問う国賠請求等の訴訟を起こした第2回口頭弁論の内容がFBで流れていた。①市側は「危険性は予見できなかった」と主張 学校裏山の傾斜角度ついても測量を要求、②安全配慮義務があったと認めつつも 「大川小まで浸水は想定できなかった」、また、原告は、現場から唯一生還した教務主任で休職中の教諭について、診断書などの休職の根拠がわからないと訴えたが、被告は、「教諭とは会えない状況がいまも続いている」とはぐらかすと、原告は「今年の6月にも(大川小の)現校長が面会している」と指摘。被告は、次回進行協議のある10月21日の「1週間くらい前までに、提出できるよう頑張ります」と答えたと詳しく池上レポートだ。それにしても、第三者検証委員会の検証内容は裁判に使用しないと室崎委員長が述べていた・・・不可思議だ。
 さて、NHKのニュースで「建設費が当初の2倍に膨らんでいた、石巻市立病院の建設工事の入札が行われ、大手ゼネコンなど3社による共同企業体が落札して来月から建設工事が始まることになった」と。入札内容は、大手ゼネコンや地元の建設会社など3社による共同企業体の1社が参加し、建設費全体から資材の調達費用などを除いた予定価格、109億3970万円と同じ額で落札された。
 不可思議な対応の連鎖だ。お会いした方々に20度を大幅に下回りすっかり秋、異常気象のようなイレギュラーが多いと指摘された。異常気象と言えば広島市への支援・応援も動き始めた。客観的に理解できるように活動だ。

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