10月24日(金)変わり目

 宮城県漁協石巻市東部支所に寄り、農山漁村の6次産業化を使った「かき」の会社へ。東日本大震災で被災した漁業者が立ち上がったここは、27年間お世話になった漁協のあった狐崎浜で牡鹿半島の南に位置し、11月から翌年3月にかけて「しょっぱい雨が降る」というくらい、岸壁にぶつかった波が雨のようになるくらい強い浜風が吹き、海は荒れる。ここで「狐崎水産6次化販売」を設立した。震災後、悩みに悩み、浜の将来を考え、牡蠣の生産から加工、流通までを手がけるため、浜の漁師仲間が集い新しく設立した株式会社となった。農林水産省では、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農山漁村の6次産業化を推進している。行政の支援なしに行ったのだ。かきをパックに入れ消費期限が印字される。一通り見せていただき 購入してきた。
 夕方、愛犬の調子も良くなってきて散歩へ、我が家の周りに白い小さな虫「雪ん子」が飛んでいた。明日は相当冷えるなと思いつつ雪ん子が飛ぶ季節なんだなあ。ドラフトの話題にウルウルなりつつ季節の変わり目を身体全体で感じた。夜はぷりぷりのカキに満喫。

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