10月28日(火)杞憂

 『列子』天瑞 の故事は、『杞の国に、人の天地の崩墜して、身寄する所亡きを憂え、寝食を廃する者有り。又彼の憂うる所を憂うる者有り。…』で杞憂の語源だ。しかしながら、危機管理や安全対策、ましてや義務教育など学校管理下での対応は杞憂どころか備えあればである。最善の方策を講じる必要がある。昨夜、 西アフリカのリベリアに滞在したあと羽田空港に到着した男性に発熱の症状が確認され、詳しい検査の結果は明日の朝の発表ということだったが、浅野ニュースでエボラウイルスは陰性反応ということだった。水際で防ぐと言う対策がしっかり機能した。エボラウイルスは検出されなかったが、今後も厚生労働省は国内で感染が確認された場合に備え医療機関の態勢を整備するなど感染を防ぐための対策を強化する。安倍総理も、にエボラ出血熱の感染が拡大していることを受けて設置された関係閣僚会議で、検疫の徹底や2次感染の防止、それに医療体制の確保など、万全の体制を整えるよう指示という。
 折浜の集団移転、流留に行き、連絡をいただき大先輩と懇談、御指導をいただいた。あれこれと杞憂いただき、光栄の至りだ。契機にしっかりと紐を締め直して対応したい。

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