10月30日(木)アリバイ
日本経済新聞の2面迫真に「Xデーに備える」という記事があったが、過日の羽田空港に到着した40代男性にエボラ出血熱の感染疑いへの対応についてだ。
NHKのニュースによれば『エボラ出血熱の感染が西アフリカを中心に広がるなか、国内で患者を治療する全国の「指定医療機関」のほとんどで、治療に当たる医療スタッフへの研修が不足しているなど、患者の受け入れ態勢が十分ではないことが、NHKのアンケート調査で分かった』ということだ。水際で防ぐことなどしかりした対応が肝心だ。
対応も形骸化する単なるアリバイづくりでは、浪費だけで成果があがらない。相手かまわずの要請や陳情、ありきの検証作業など全ての言えることだ。エボラやデング熱、自然災害もこれまでの対応ややったというアリバイだけではならない。午後から、メールや電話がしきりだった。私が石巻市議会議長の時、百条委員会の決議を本会議で可決し、東日本大震災後がれき処理を石巻市から請け負った建設会社の社長が、ボランティアが無償で行った分まで一緒に市に請求した疑いがあった件だが、宣誓や資料提出がなされないため「正当な理由とは言えない」として、地方自治法違反の疑いで一昨年9月に警察に告発していた。それが逮捕という形となった。思いはいっぱいある。市当局は、議員の追及があっても詐欺に当たらないと要件を詭弁し拒絶し告発することは無いとしていただけに・・・・。明日、急遽、石巻市議会全員協議会が開催されと伺ったが、注視されている。アリバイより中身だ。