2月2日(月)人材

 介護分野の労働力確保を目指して、厚生労働省が早ければ来年度中にも、外国人技能実習制度の対象職種に介護労働を加える方針を決めたという。これは、河北新婦の社説にもあったが、『慢性的な労働力不足解消への苦心策と理解はするものの、途上国への技術移転を目的とする実習制度の趣旨からすれば、またもや拡大解釈になる。 事実上の現場労働力を実習制度によって外国から確保することには、根強い異論がある。 国家的課題と言える介護の窮地を、外国人実習生頼みで乗り切れるのか。ほかに必要とされる対策の先送りにつながらないのか。議論すべき点は多い』自立して仕事をはじめたかたと懇談、元勤務していた介護施設からお手伝いを頼まれ、本業も大変だと。人材不足で待機している介護施設待ちの方々がいる中で、人材がいないという事でベットも空いたまま状態だそうだ。現場の悲鳴と包括ケアを目指す本市としても由々しき問題のようだ。水産加工でも過日同様のことを言われ、研修生制度活用、魅力ある職業観などいろいろある。本日届いた致知、牛尾治朗さんの言葉『各々が基本に立ち返り、淡々と、着実に、為すべきことを実行していくことこそが、いまは一番大事だと考えます』荘子の『将らず、迎えず、応じて而して蔵めず』だ。

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