3月1日(日)共生
石巻斎場清月記で成澤家を弔問後、蛇田方面へ、角々に宮城県警の方々多く見られた。沿道ににも人が、そうしたらFBでイギリス王室のウィリアム王子が東日本大震災の被災地石巻市を訪れるためと知りなるほどと感心した。あいにく弱い小雨、詳しく見ると、震災直後の様子が手書きで書かれた壁新聞で有名になった地元紙、石巻日日新聞のニューゼを訪れた。王子は、館内を武内館長から壁新聞を発行した震災直後の状況について説明を受けながら、手書きの壁新聞を視察し、続いて高台の日和山公園から、石巻市の津波の被害を受けた地域を見て震災による犠牲者を悼んで花束を捧げたあと、女川町へ。
さて、11時からは故杉山正夫一周忌法要のため菩提樹蛇田、法要・供養、会食し、午後1時半からは「石巻地域に共生ケアをひろめる会」主催の「先進地から学ぶ『福祉のあるコミュニティ』」がアイトピア通り生協跡地で開催され出席した。仙石線の歌などを聴き、第1部「滋賀県の障害児者施設を訪ねて」石巻重症心身障害児(者)を守る会 高橋博美会長、第2部「北欧で学んだこと」NPO法人わらいの館四季 白石弘美理事長からあり、質疑も活発に行われた。県と施設がうまくリンクしている様子や重症ケアの文言はあるがその対応が石巻市では行われていないこと、北欧では高福祉だが高負担、個を大事にするこや福祉施設の状況を報告いただいた。石巻市ではいったい何がやれるか、聞いただけ帰って行ってバラバラにならないよう情報発信や受け皿をしっかりとアピールすべきなど声が出た。4時過ぎ終わり何人かと懇談し、外へ出ると一層強い雨。県内の高校の卒業式も含め行事も多かったはず、午前中の弱い小雨はラッキーだった。それにしても本日から弥生3月、共生社会をしっかり構築するためにも連携の必要性を改めて感じた。