3月31日(火)初午

 狐崎浜の例大祭の案内を受けて社務所へ。ここのお祭りは、初午に行うが、これは2月の最初の午の日。旧暦で1年のうち最初の(つまり1月の)午の日も初午には違いないが、通常は稲荷社の祭の日である2月の初午をいう。初午祭に初午詣(福詣)する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがある。旧暦で行う事もあり、その場合は新暦の3月となる事もあるが、いつも雪が降ったり強風だったりしていたが、今年は3月末でぽかぽか陽気だ。氏子の人たちも笑いが絶えず珍しい日だと。ここは、稲荷社の本社である伏見稲荷神社の姉にあたる。初午はその年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものである。4月初めの巳の日の菜の花祭りの夜と初午のいずれかに雨が降らないと火に祟られるとか、初午の早い年は火事が多いとかいう俗信もある。また、初午の日に、消防団員が各家庭を回って火の用心を呼びかけ、火の用心のお札を配る習慣がある地方もあるとWikpediaに記載されている。
 年度末で忙しいことも忘れ、祭りで招福。東日本大震災から復興も加速するよう海に飛び込んだ若者達もいて賑わいを見せていた。チョーサイの掛け声は本当に良いもんだ。

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