5月2日(土)道

 連休後半、本日も小女子漁順調で活気が出る。明日から漁も休みで魚体が大きくなるのではないと心配。日本経済新聞春秋に『医道という言葉がある。読んで字のごとく医の道のことだが意味合いはなかなか重い。医療にたずさわる人々に求められるものは何か。患者への誠意であり、邪曲を許さぬ正義感であるのだと、この古めかしい表現は教えていよう。道徳、道理、人の道の「道」である』が掲載してあった。道を大きく踏み外した組織として、人工呼吸中の小児への使用が禁じられている鎮静剤を投与して2歳児を死なせた東京女子医大病院と、同じ医師による肝臓の腹腔鏡手術で患者8人の連続死を招いた群馬大病院――。厚生労働省は2施設とも特定機能病院の承認を取り消すという内容だった。
 最近、道を外している行為がマスコミをにぎわしている。とりわけ、命に関することは重要だ。特に、昨年5月9日の河北新報に『大川小賠償訴訟 石巻市が争う姿勢「提訴内容納得できぬ」 東日本大震災で児童と教職員計84人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市大川小の津波災害をめぐり、児童23人の19家族が市と宮城県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、亀山紘市長は8日、河北新報社の取材に「和解はしない」と答え、争う姿勢を明らかにした。第1回口頭弁論は19日、仙台地裁で開かれる。 亀山市長は「提訴内容は納得できない。裁判でわれわれの主張をしていく」と語った。これまで遺族との話し合いの中では「子どもたちを守れなかったことに道義的責任を感じる」などと述べたが、法的責任については明言しなかった』と、本日の河北新報に『<大川小>「校舎保存を」地区復興協が市に要望 日本大震災で児童と教職員計84人が犠牲になった石巻市大川小をめぐり、住民団体「大川地区復興協議会」は1日、被災校舎全体を保存し周辺を「鎮魂の森」として整備するよう市に要望した。市は大川地区の住民や遺族を含む市民の意見を2015年度内にも集約する方針。 協議会の大槻幹夫会長(72)らが市役所を訪れ、亀山紘市長と境直彦教育長に要望書を提出。その後、非公開で会談した』真摯な対応を願いたい。

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