5月3日(日)物知りより物わかり
日本経済新聞に「政治とことば」で尊敬する安岡正篤さんのことが載っていた。『自民党の林幹雄衆院議院運営委員長は25歳で結婚した際、陽明学者の安岡正篤から記念に一枚の色紙が届いた。そこに書かれた「物知りより物わかり」は、物事の本質を見極める力が重要だと説いたものと解釈し、ずっと胸に刻んでいる』そして東日本大震災時の野党時代に、議員連盟を立ち上げて津波対策推進法の制定に力を尽くした。自民党の法律なのに民主党委員長が提案する形での国会提出で、先ずは成立を優先したという。意味深い「物知りより物わかり」だ。
さて、本日は憲法記念日、話題となっている憲法改正への一石でもあるように感じる。国会はもちろん地方議会に至っても物事の本質を見極める力は、幅広い意見に耳を傾ける地道な経験がものをいう。本文でも『政権与党に慣れた若手議員は人の意見を聞くよりも自ら主張に固執しがちだ。…』地方議会も顕著な同様で、またあの議員の発言だからなど対応が見られない。二元代表制をしっかりと行使すべきだ。父を迎え行くと、そちこちらで街頭演説に出会った。一票の格差是正選挙制度もある利害複雑なからみもあるがしっかり制度改革を行っていただきたい。夜は、くいしんぼうで、懇談会。