5月5日(火)こどもの日

 こどもの日、日本経済新聞春秋を読んで知ったが、「ショウワノート」が発売する学習ノートの定番、ジャポニカ学習帳から昆虫の姿がすでに消えているそうだ。表紙を飾る美しいオリジナル写真だが、3年前からは花だけになった。理由は、親や教師から「虫は気持ちが悪い」といった苦情が寄せられるようになったのが大きかったという。だが、『ジャポニカ学習帳も過去の作品の人気投票を行い、復刻版を作るという。虫の復権につながるかもしれない』と結んでいた。嫌なものを排除することが正義か、人が住む前から昆虫達は生息している。子どもの数が統計を始めてから連続減少しているが、しっかりと対応する必要がある。
 この欄で、『子どもたちが大好きだったウルトラマンの好敵手バルタン星人に、ゴジラと戦いを繰り広げたモスラ。昭和生まれの怪獣には、セミやガなど昆虫がモチーフになった人気者がいる。敵役だけではない。正義のヒーロー、仮面ライダーだって、もともとモデルはバッタだ』がスタートだ。共存共栄の社会こそが望まれるべきで、排除論は東日本大震災からの復興でも話題に出る生態系を壊す最もダメな政策だ。
 さて、81回目の父の誕生日、娘の活躍で弟も忙しい中、やってきた。妻と母と一緒に送り帰りにはナスの苗など購入、夕方はBBQに呼ばれカキやアワビで一献、考えること多き一日だった。

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