5月14日(木)アリストテレス

 日本経済新聞春秋を見て驚いた。『国の財政は人々がより豊かになるためどうあるべきか。「現在手にしているものに付け足しをすることだけでなく、支出を削減すること」。そう説いたのは古代ギリシャの哲学者アリストテレスだ。「弁論術」(戸塚七郎訳)のなかで、倹約も頭に入れよと書いている』と古代ギリシャの哲学者アリストテレスが財政問題について、『政策に国のお金をどんどん使っていると、いずれ財政が窮迫しかねず、住民にしわ寄せがいく。削るべき出費は削る。余計な費目は削除する。そんなメリハリのきいた経済運営の大切さを、この哲人は紀元前のむかしから見抜いていたようだ。今のギリシャの混乱を目の当たりにしたなら、さぞ嘆くことだろう』ということだ。春秋は、緊縮財政に反対して発足したチプラス政権は欧州連合(EU)が求める財政改革への抵抗が強いことについて論じていたが、東日本大震災復興予算で 政府は集中復興期間が終わる来年度以降、全額国費負担を転換し、地方に負担を求める方針をとなり、勝沼衆議院議員を通じて石巻市長と正副議長は池田県議を随行し竹下復興大臣や大島議長などへ要望活動がFBに掲載されていた。いろいろ思いのある写真掲載と河北新報の本紙一面に「被災地負担「2%程度」と復興相の話が締面に出て、%より内容が表に出たことについてまた驚いた。午前中は共同通信の取材や来客、分類もせず一律?など憶測を呼ぶ。全額国負担や一部負担など事業に選り分ける必要がある。
 課題が山積している。春秋の結びには『「弁論術」によればこの技術は、為政者らが「どんな問題が与えられても、それについての説得方法を見つけ出すこと」。改革に賛同を得る道も見つかるのではないか。再生へのリーダーシップを見たい』と。

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