6月4日(木)減災
朝から時折の強風、新緑がさわさわと揺れ耐えきれない葉が飛ぶ。ふと、鹿児島県の屋久島に近い口永良部島で、爆発的噴火が発生し、全島民が島外に避難する事態になった事と重ね、自然の驚異を感じる。同じ石巻市内でも、沿岸部の被災地区と内陸部では大きな違いだ。ボランティアにお世話になった事や風で揺れる木々や地震でも感じ方が乖離している。
さて、午前中は昨夜通夜に行った後援会顧問である高橋家の葬儀告別式に参列した。弔辞は須田町長、喪主高橋さんの思いが伝わる。午後4時からはJFみやぎ石巻地区支所で平成27年度石巻かきブランド化事業委員会第1回幹事会に出席した。委員会亭主議案の審議で第14回石巻かき祭り対応と開催場所で大漁まつりに包含するなど意見が相次いだ。また、カキ養殖の原点ともいえる養殖技術伝承者で世界のカキ王の宮城新昌さんの沖縄と交流など幹事会と事務局で検討してもらうことに。
その後、石巻日和ライオンズクラブ松田会長から電話いただき、寄り道になってしまったが日の出館「ライオンズクラブ国際協会332-2C4R第1Z石巻東ライオンズクラブ第1000回記念例会、懇談・会食。帰宅するころには風も止んだが、災害は忘れたころにやってくる、というより忘れぬ前にやってきている。しっかりと正確な情報を発信、共有して正しく対応することで、被害を最小限に食い止めることが大事だ。東日本大震災を経験している私達こそ、喉元過ぎれば熱さを忘れるにはなってはいけない。