12月29日(火)リスク管理

 愛犬の散歩お早目に終えて、日本経済新聞春秋『ことしも残り3日。この1年に亡くなった人の中から記憶に刻んでおきたい名前をいくつか――。1月1日に死去したウルリッヒ・ベック氏はドイツの社会学者。1986年公刊の「危険社会」で、リスクの管理が政治と社会の主要なテーマとなる時代の到来を告げた。近代社会が産業のおかげで豊かになると、富の増大や分配の重要性は薄れる。代わって、環境破壊や食品汚染、原発事故など産業のもたらすリスクが浮上し、政治と社会は新たな対処を問われる、と指摘した。公刊がチェルノブイリ原発事故の年だったこともあって反響を呼び、福島第1原発の事故後に再び脚光を浴びた。・・・』を書いているとラジオから歌のない音楽で「お正月」が流れれた。
 今年もあと3日、本当に危機社会でのリスク管理が問われると思っていた時だけにタイムリーだ。TVが調子悪く母から正月に見れないと大変だからとリスク管理の対応を行い昼のニュースで驚いた。石巻市女性職員が、酒を飲んで車を運転し、事故を起こしたとして、酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたと、先週も、職員が酒気帯び運転の疑いで逮捕され、罰金の略式命令を受けたばかりだけに残念どころか呆れる。昨日、御用納めで気が緩むのか、職員OBほか怒りの声だ。職員不祥事で市長は「非常事態」を宣言したが法治国家で公務員はより率先垂範になるべきだが山積する課題のほか仕事を増加させているようだと。自己決定・自己責任の地方自治体こそ、事業官庁から政策官庁へのシフトが必要な時期だ。酒飲み運転に男性も女性もない、それこそ男女共同参画社会だが、揺るぎない結束がゆみある結束では・・・リスク管理、自己管理の徹底だ。

コメントは受け付けていません