1月20日(水)影
過日、河北新報の記事となっていた、東日本大震災で被災した東北地方の高速道路の復旧工事を巡り談合が繰り返されていた疑いがあるとして、ついに東京地検特捜部と公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで工事を受注した道路舗装各社を捜索し強制捜査に乗り出したとNHKニュースで報道された。『捜索を受けているのは、大手道路舗装会社の「前田道路」と「日本道路」、それに「大成ロテック」や「東亜道路工業」など道路舗装各社
は東日本高速道路東北支社が発注し震災後の平成23年8月から翌月にかけて入札が行われた東北自動車道や常磐自動車道などのあわせて12件の復旧舗装工事で事前に落札業者を決めるなどの談合を繰り返していた疑いがあるということ』だ。
さて、東日本大震災という大災害時にそれはないだろうという思いだ。光と影の現実、河北新報の「復興の陰で」は心が痛むような現実が多い。5年の折り返しで来月初めから検証記事が出ると聞いている。火事場の泥棒は絶対許せない行為だ。改めて公金の使い方に注目だ。