4月5日(火)活躍

 昨日の天気と違い暖かな日、9時半過ぎにに石巻市立荻浜保育所の入所式に行く。人口激減については雄勝地区の2校の小学校が児童がいないため入学式は当然挙行されない。保育所の場合は1年ごとなので入所式での新児童の入所がなくても行われる。大変残念なことに新児童はおらず、それぞれ進級したことの入所式だ。由々しき問題で、他人ごとではない。子ども達の笑顔に癒されたものの大変なことだ。
 かつて、大型船は石巻港に近接した荻浜港に待機し,石巻港から小さな船で運んだ物資を積みかえて全国各地に運んだ。さらに,明治14年には,横浜・函館間に定期航路が運行され荻浜が寄港地になるなど年を追うごとに繁栄した。石川啄木が、明治41年4月26日朝7時、釧路から海路上京途中「三河丸」で荻浜に立ち寄った。由緒ある歴史的を考えると心痛だ。
 夕方から、NPOなどで相談にのり、急遽来襲女川で対応することになった。社会の変化する流れが速くなっている。国でも予算の前倒しを支持しているが、キャパは決まっている。一過性の花火の打ち上げでは厳しい結果が見えている。「障害者差別解消法」が4月から施行され、「一億総活躍社会」の実現を掲げられている。これを機に、市民の活躍を促す社会に。

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