4月7日(木)氾濫
朝、曇天だと思ったら、あっと言う間に予報通り雨となった。明日、江戸時代に北上川を改修し、川湊・石巻の礎を築いた川村孫兵衛が萩市出身だったことが縁ということで石巻市の友好都市の3件目として萩市で調印式を行うため出掛けたという。萩市は人口約5万人。石巻市議現職時に吉田松陰の開いた松下村塾や萩城下町などの世界遺産をはじめ視察したことがある。人材育成など大変良いことだが、きっかけとなった孫兵衛は1616年、仙台藩祖伊達政宗の命で北上川の改修工事を開始。完成後、新田開発が進んだ。石巻の築港工事も担い、米の一大集積地となる港町発展の基礎をつくった人である。毎年夏の石巻川開き祭りでは孫兵衛の報恩祭や供養祭が行われるが、市議の大先輩である鈴木喜美男先輩が中心となって東日本大震災で被災している川村孫兵衛のお墓再建のためご尽力いただいているが未だに再建できていない。今年はは改修着手から400年の節目に当たるが、再建をと。
さて、ご指南役に伺いその後懇談を経てお通夜から旬をお届けに、いろいろなお話を伺うことができたが、川が氾濫するくらいの話題に驚くことしきりだ。先人の功績にしっかりと応えられることも大事な波動だ。