6月2日(木)綸言汗のごとし
日本経済新聞春秋に乗っていた綸言汗のごとしだが、君主の言葉は汗が戻らないのと同様に取り消せないとの意味だそうだ。昨日の安倍首相の記者会見について書いてあった。『テレビドラマなどによくあるシーンだ。病院に運ばれた急患が診察を受ける。医師は色をなし、付き添った家族らに「なぜ、ここまで放っておいたのか」と詰問する。消費増税の再延期の記者会見を聴き、考えた。日本の財政や社会保障がこんな姿になることはないか。』「成長が減速する懸念がある」「リスクに備える」と声高だったが、未来への責任についてはどう考えるのかということで、閣僚や自民党幹部からは「衆院を解散し信を問うべきだ」との意見も出ていた。さらに与野党「増税せず」で足並みがそろう姿を、新たに選挙権を得る18~19歳はどう見るかだ。「先送りされるツケは膨らむのに増税で負担を分かち合う選択肢はなく、のっけから政治不信が生まれはしまいか。「昔は物を思はざりけり」。恋歌の一節だが、国政を預かる人たちに、こう慨嘆する時が来てほしくない。」と結んでいた。
さて、大学生と企業がコラボして一品作っているのが話題となっている。石巻専修大学との「さば出しラーメン」などもその1つ。インバウンドの土産品として被災から復活しようと漁業生産物「わかめ」「ふのり」「ひじき」の漁業生産物とお菓子製造業者とのコラボ『宮城いちお鹿(し菓)』がサンファンvillage限定で販売されている。是非、協力をと連絡頂きました。ネーミング、価格設定、パッケージ、販路等々で携わっていなかったが先ずは、1個購入し食べてみた。インバウンド対策には必用な事だが、自ら参画する仕組みをもっと促進させたい。将来へ今何ができるかだ。