6月3日(金)視点

 携帯から一斉にニュースが流れた。北海道七飯町の山林で行方不明になっていた7歳の男の子が、本日朝、隣の鹿部町で6日ぶりに見つかり、無事、保護された、ということだった。6日ぶりということで安否を気にしていたが、男の子に目立ったけがはなく、行方不明になった日の夜から自衛隊の演習場内の施設で「水を飲んで過ごしていた、という。無事で安心した。
 さて、地産地消推進を行っている道の駅上品の郷に行き、昨日の件を含め地元産品を見て改めてインバウンドのための努力の成果が表れていると感じた。これは、売り手側だけではなくコンシュマーリズムの視点も重要だということだ。若者の起業促進を図って行きたい。足を北上町地区へ、北上町十三浜の白浜ホテル跡から眺めると青空に悠々と流れる雲とスカイブルーの海で絶景だが、両サイドから重機の音と土の山も見える。「もう6年目に入ったが、進まねぇ」との声。人口流出に歯止めを掛けるには、風光明媚だけではない、抜本的な対策が必要だ。先ずは、立ち位置や視点をどこにするかだ。岸壁も船に乗船できないくらい高くなり、水位も低く危険だと。どこの地区でも梯子など現状等を見る目、実行することが大事だ。

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