8月5日(金)担い手

 河北新報社説「農業就業人口減/新しい担い手を育成しよう」が気になる。何と、農業就業人口が今年、ついに200万を切ったという。今後も、『高齢化で離農は毎年着実に進む。半面、後継者難から新規就農者は思うように増えない。その結果だ。就業者減少が生産基盤である農地の荒廃や、食料安定供給に不安を招かないのか。先進国で最も低い食料自給率の一層の低下につながらないよう、農業再建を大きな課題として認識を共有し、農業の新たな担い手を育成していく必要がある。・・・』。最近は毎年10数万人のペースで減少し、全国の農業就業人口は30年前の1986年、627万4000だった。それから見れば3分の1以下になって、人口のわずか1.5%の人が食料生産を担っているのが実態で由々しき問題だ。1次産業の担い手育成はだいぶ前から騒がれていたが、現実的に数字が顕著に表している。もちろん、新規就農者を増やそうと、国、自治体も各種メニューを出しているが成果はといえば、厳しい。しかし、原始産業と呼ばれる1次産業には活路があるように思える。国の長期的な経営ビジョンが描けるような安定した農業政策は、もちろんだが、ドローンや有機栽培、食糧生産の意識、採算性(利潤率向上)など期待できることも大きい。いづれ、結びで『農業の衰退は地域の活力低下に大きな影響を与える。地方創生に果たす農業の役割を再認識し、意欲的に農業ができる環境整備に尽力しなければならない。』とあるように地方創生、人口減少に歯止めを掛ける施策として重要なカギとなる。

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