11月4日(金)先決

 大川小学校の裁判をめぐって県議会の全員協議会が開かれ、村井知事は遺族が傍聴席で見守る中、「控訴は苦渋の選択だった。遺族には常にお悔やみの気持ちを持ち続けている」と述べた、と報道があった。全員協議会が開かれた中で、専決処分とした経緯について早急に手続きを進めるため県議会を開催する時間的な余裕がなかったと。不可思議なやりとりだ。全員協議会ということで、議員からの質疑の場は設けられず一方的に終えたようだと。終了後、大川小学校の原告の遺族6人と県議会議員30人あまりで意見交換が行われた。
 さて、お会いする方々から大川小学校の裁判で控訴の話題が多い。感情ではなく判決文を精読すると裁判長が2年7カ月かけて判断しことが見えてくる。市・県とも控訴が決定し今月9日まで行われることとなったが、2審は事実確認等早期に答えを出すべきだ。合併時の市議会選挙やり直し裁判では最高裁まで1年を要しなかった。一刻も早く精神的苦痛を解除してあげたい。

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