9月6日(水)緊迫
去年9月に再開した石巻市立病院の病床の利用率は180ある病床の利用率は今年度、7月までで56.6%。その理由について、必要な数の医師を確保できていないことや診療科目が限られ複数科にまたがる医療を求める高齢者の要望に応えられていないとしているが、既に予測で来ていてことだ。第3回石巻市議会開会にあたり16年度決算について報道があったが、市税は前年度を上回ったものの経常収支比率が98.9%と7.6ポイント悪化している。市立病院への財政負担が懸念される。
さて、小野寺防衛大臣が記者団に、北朝鮮による核実験の爆発の規模について、当初の分析よりもさらに大きく、TNT火薬におよそ160キロトンになるという最終的な試算結果を明らかにした。その規模は、広島に投下された原爆の10倍以上だそうだ。過去5回の実験と比べても、最大だった前回の13倍以上になるが、緊迫の北朝鮮情勢だ。また、ジュネーブで開かれている軍縮会議で北朝鮮のハン・デソン大使は、大陸間弾道ミサイル用の水素爆弾の実験が成功、核戦力を完成させるという目標を達成し、強力な核抑止力を得たと強調した。さらに、アメリカからの核の脅威に対する自衛のための行動だ。これらの行動は、ほかならぬアメリカに向けての『贈り物』であり、アメリカには今後もわが国から『贈り物』が届けられるだろうと述べたという報道もあった。緊迫する場面が頻繁になってきた。早期解決を望みたい。