10月25日(水)下克上
台風21号の影響で崩れた土砂をスコップで一輪車に乗せ、2時間実施した。それにしても量は半端ではない。水分が抜けて運びやすいとはいえ大変だった。
さて、スポーツ面は「下克上」でプロ野球セリーグペナントレースは3位だったDeNAが昨夜、メークドラマを演じ広島を破って19年ぶりの日本シリーズ出場決定した。パリーグは、地元 楽天梨田昌孝監督の下克上日本一の夢が22日絶たれた。そもそも、下克上は、室町時代において、社会的に身分の低い者が身分の上位の者を実力で倒す風潮を指していた。下克上を実施するにも用意周到であったはずだ。一方の紙面で、先の衆議院選挙について一強多弱という表現がされていた。歴史に「もし・・・」はないが、野党が一本化していたら62選挙区で逆転していたという。北海道2・4・9、宮城1、秋田2、茨城1・5・6、群馬1・・・という具合に62選挙区で逆転し与党は251議席となり衆議院の常任委員長ポストを独占し全委員会で過半数の委員を確保する絶対安定多数(261議席)を下回る。小泉進次郎議員がTVで話していたことと同じだ。試算が正しいとは言えないが、小選挙区の問題である。また、日本経済新聞「経済教室」に商工中金の不正融資問題について、鹿野嘉昭 同志社大学教授が緊急性ない制度廃止を急げとしていたが、制度設計や制度の役目をしっかり議論する必要がある。そうしなければ主権者が下克上する日もくる。