10月26日(木)原点

 昨年度、宮城県内の小中学校と高校、それに特別支援学校で確認されたいじめはあわせて1万9288件で、児童生徒1000人あたりで77.9件と全国平均の3倍以上に上り、全国の都道府県の中で3番目に多くなっていると報じられた。また、不登校の児童生徒の割合は、小学校で0.52%と全国平均よりも0.04ポイント高く、中学校では4.08%と全国平均よりも1.07ポイント高くなっている。全国平均を上回る状態は平成23年度以降続き由々しき問題だ。
 さて、復興住宅入居の件等で市役所、市役所と市民、復興事業などの進捗が客観的に見ても不具合を生じているように感じる。そういえば、日本経済新聞春秋に品質管理活動の父と呼ばれる米国のデミング博士について掲載されていた。本日も神戸製鋼の記者会見で新たに企業の生産設備をつくる機械事業や子会社などで、4件の不正が明らかになったと発表。「日産自動車」が、資格のない従業員による不適切な検査を行い国内向けの車の出荷を停止している問題などモノづくりへ意識、顧客をよく知っている使い手本位の品質管理が欠けている。前述も市民目線・市民本位が欠けている。夜は、石巻グランドホテルで石巻日和ライオンズクラブ理事会・例会で新会員のゲスト参加があり盛り上がり、原点に立ち返った説明協議となった。原点を忘れてはいけない。はつらつとしたドラフトで選ばれた選手のようにワクワクするまちにしたい。

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