11月2日(木)血税

 自民党の小泉進次郎議員が、安倍首相が表明した教育無償化の財源について「党で議論していない」と批判し、これに対して菅官房長官が「与党とも相談しながら進める」と述べたことがニュースになっていた。強い口調で、小泉議員が重要な政策の決定が安倍首相のトップダウンで行われていることについて、それならば自民党は必要ない、と厳しく批判した。陰ではなく正面から、党内決定の在り方を議論することは良いことだ。二元代表制の地方議会ならなおさらだ。折しも、仙台市議会議員の平成23年度の政務調査費に違法な支出が含まれるとして市民グループが返還を求めた裁判で、仙台地方裁判所は議員にあわせて1200万円あまりを返還させるよう仙台市に命じる判決を言い渡した。首長も、議会も税金を使用していることを失念してはいけない。真摯に受けとめていただきたい。復興予算の使い方もしかりだ。
 さて、バタフライでの健康講座や文化の日を前に各イベントへ行き懇談。丁寧な説明と運営が必要だと改めて感じた。夕方、中央文庫の「失敗の本質」を購入、同じ轍を踏まないことが大事だ。

コメントは受け付けていません