1月8日(月)成人の日

 成人の日、1997年に生まれ、今年の元旦を二十歳で迎えた新成人は123万人。日本経済新聞春秋によれば、彼らが生まれる2年前に「ウィンドウズ95」が発売され、パソコン、携帯電話、スマートフォンと、ネットやデジタル機器に囲まれて育ってきた、情報への感度が高い世代といえるという。『「役員が悪い。社員は悪くない」。涙の社長会見が印象に残る山一証券の破綻から20年余り。直前に三洋証券や北海道拓殖銀行の経営も行き詰まり、経済の底が抜けたかのような空気が街を覆った。日本漢字能力検定協会はこの年を代表する漢字に「倒」を選んでいる。』と。まさに、バブルの熱気も知らないが、その後の谷の深さにも実感は乏しい。しかし、情報については誰もが当たり前に情報を受発信できる。成人の日の今日、横浜市中区などに店舗を置き、晴れ着の着付けやレンタルを行う「はれのひ」と契約した新成人らから「店に行ったが誰もいない」「店側と連絡が付かない」といった300件あまりの相談が警察などにあったと報道されていた。何とも言えない可哀想だが、はれの晴れ着を着るチャンスをダメにした。
 さて、市役所OBや通夜への弔問などでも正しいことが伝わらない、言わないジレンマを伺った。なぜ、どのような効果があるのかだ。北上地区に用事があって、大川小学校でお参り。偶然にも義弟と会うが、亡き妹と甥っ子達のお陰か。いろいろ感ずることが多い。痛みがわかる政治が必要だと改めて思った。

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