1月13日(土)連鎖
日本相撲協会は、臨時の理事会を開き、現役最高位の立行司を務める式守伊之助が若手の行司に対してセクハラ行為をしたとして、3場所の出場停止の懲戒処分とした、というニュースだ。暴力問題に続いて行司の不祥事が続く。さらに、複数の週刊誌がモンゴル人力士をめぐる「八百長疑惑」を報じている。
さて、負のスパイラルには膿を出すことが一番だ。復興事業も発展期に入りハード面から福祉・健康・医療と民生の安定したソフト面の充実に入らなければならない。仙台市は人口減少と高齢化が進む郊外住宅地と西部地区の課題解決に向け、住民らの取り組みを支援する「まちづくりプロジェクト」に力を入れている事例が紹介されていた。住民同士の支え合いや交流人口の拡大など幅広く活動資金を補助する制度を本年度開始。2年目となる新年度事業の募集を2月に始める。市は「課題解決の先進モデルとして、悩みを抱える他地域に広がってほしい」と期待する。連鎖を断ち切り新たな取り組みが活路を見出す。