1月14日(日)環境の変化

 『ウナギ、大不漁の恐れ』絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷していることが昨日、複数の関係者の話で分かった、という。漁は4月ごろまで続くが、このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない。品薄で今夏のウナギがさらに値上がりするのは必至で、かば焼きは食卓からますます縁遠くなる。資源保護のため来年のワシントン条約締約国会議で国際取引の規制対象とするよう求める声も高まりそうだ。環境が著しく変わっている。先にも「宮城県における沿岸定線及び仙台湾観測水温の長期トレンド」を宮城県水産技術総合センター佐伯光広さんから頂いたが、データに顕著にあらわれている。初荷の1月5日に地元で聞いたが「伊勢海老」が漁獲されているという状況だ。生息場所をネットで検索すると『房総半島以南から台湾までの西太平洋沿岸と九州、朝鮮半島南部の沿岸域に分布する。』とある。恐るべき変化だ。
 さて、環境の変化をものともせず踏襲しているの場面を見る。本末転倒だ。夜、地元でお世話になっているお知らせを頂き通夜弔問、話題は環境変化にどう対応するかだ。しっかり応えていきたい。

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