3月29日(木)恩師の宿題

 小学校6年生の時の担任で書道を教えていただいた恩師の家で奥様とお話をした。偶然か、河北新報デスク日誌に「恩師の宿題」が掲載されていた。写真部次長 門田勲さんが書いたものだが、『つい最近、取材した卒業式で歌われた合唱曲が気になり、インターネットで検索してみた。某サイトの人気ランキングでは、ポピュラーソング系が軒並み上位。その中に、この合唱曲もランクインしていた。もう歌われていないだろうと思いつつ、『仰げば尊し』を調べたら、それなりの順位。恩師に感謝する歌詞が、時代を超えて愛されているそうだ。・・・』確かに卒業式に出て感じる。門田さんは、29年ぶりに大学時代の恩師だった教授の定年退任を祝う会が東京で開かれ再会したことを書いていた。結びで、『会場を後にする際、先生は「弱い立場にいる人にこそ、光を当てなさい」。これは最後の宿題かと思い、胸の中にしまい込んだ。』と。私も、威厳のある恩師の姿から、やり残している宿題を原点に立ち返り整理していく。そう、「弱い立場にいる人にこそ、光を当てなさい」を命題に。

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