5月23日(水)危機管理能力

 選挙事務所の片付けも進んだが、応援団の来客も多い。話題となるのが、選挙告示前の臨時議会での大川小学校の訴訟上告議決の行方だ。一審で上告し事前準備まで踏み込まれた。最高裁への上告で、不受理や棄却などとなれば、敗訴が確定する。そもそも、今回の提訴は、リーダーの事後処理が問題ではないか。当時を振り返ることは造作が無い。本日の日本経済新聞春秋に『国家から企業、お役所、病院まで。いまの時代の組織に欠かせないスキルの一つは危機管理能力であろう。それを高等教育にいち早く取り入れ、危機管理学部を創設したのが日本大学だった。エキスパートの育成を目指しているというから、何と皮肉な事態であろうか。アメリカンフットボールの試合で起きた危険なタックルの問題で、肝心の大学当局が管理どころか火だるまの状態に陥っている。記者会見の先延ばしは命取り。情報の小出しは火に油を注ぐ。言い逃れに聞こえる弁明は逆効果。危機管理を教えるどの教科書を開いても、こうしたチェック項目が必ず出てくると思うのだが。・・・』だ。スキルの一つは危機管理能力の欠如は致命的だ。

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