6月26日(火)紙一重
日本経済新聞春秋『いじわるな上司、クレームを言い立てる客、隣人を見下すママ友……。そういう理不尽を撃退した出来事を紹介し、スカッとした度合いを測るテレビ番組がある。それまで人を小バカにしていた相手が、こちらの実力を知ったときの狼狽ぶりなど「スカッと度」最高だ。・・・』だと。開幕2カ月前の監督交代、ベテラン重視の代表選考、親善試合での不振などに世の批判は噴出していたが、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で1次リーグを戦っている日本代表は、目下この高揚感にしびれているだろうと。結びで、『だからその逆の現象も起きうるのがニッポン社会の怖さである。バッシングと賛嘆はどうやら紙一重なのだ――などという理屈はさておいて、毀誉褒貶に取り巻かれてきた日本代表はいたって冷静であるに違いない。ポーランド戦はあさっての深夜。究極のスカッとを見せてくれると願いつつ、まずは寝だめをしておこう。』。
さて、勝てば官軍負ければ賊軍というが、一般質問の傍聴者にその傾向を強くする。紙一重の部分も多く何やら危ゆいのから、そうじゃない無難なものまで。夕方、富山市の交番で、男が警察官を刃物で刺して拳銃を奪い、近くの小学校にいた警備員に発砲して、警察官と警備員の2人が死亡しました。警察は、容疑者の21歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕のニュース。児童は?一瞬ヒヤッとした。何があるかわからない。