1月1日(火)一年の計

 平成最後の元旦、平成31年が穏やかに明けた。愛犬との散歩は冷たく、凍てつく風だ。平成は4月30日までで5月1日に皇太子さまが新天皇となられるのに伴い、新しい元号になる。世界はめまぐるしい変化の渦中にある。この30年間を振り返る番組が幾つも放映されていた。「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(河合 雅司 著)を読む。人口減少・少子高齢社会を迎え、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かしていく。講ずべき適切な対策とは何なのか。第1部は「人口減少カレンダー」とし、年代順に何が起こるのかを時系列に沿って、かつ体系的に示し、未来の現実をデータで示した「基礎編」である。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」
1・「高齢者」を削減
2・24時間社会からの脱却
3・非居住エリアを明確化
4・都道府県を飛び地合併
5・国際分業の徹底
6・「匠の技」を活用
7・国費学生制度で人材育成
8・中高年の地方移住推進
9・セカンド市民制度を創設
10・第3子以降に1000万円給付
が提示されていた。新しい歳を迎え、将来を見据えた改革と覚悟を考えたスタートだ。

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