5月10日(金)イノベーション
宮城県内は高気圧に覆われ、暖かな空気に包まれた。仙台管区気象台によると、仙台市内の気温は正午現在で26・4度に達し、今年初めての夏日となった(石巻市は24.8度)。さて、あついのは北朝鮮が9日発射した飛翔体がきな臭い。日米両政府は飛翔体を「弾道ミサイル」と断定したと報道があった。
さて、午前中は宮城県東部振興事務所などで対応した。ご案内いただいた5Gはだが、新たな移動通信システム第5世代「5G」が熱い、過日の日経ビジネスにも特集されたが、5Gを巡っては国際的な覇権争いが激化している一方で、地域課題の解決に寄与する可能性も大きく、新技術をどう生かすか、地域自身も問われている。5Gは、現行システム(4G)の100倍とも言われる「高速大容量」の通信が可能となる。総務省によると、2時間の映画が3秒でダウンロードできるようになるという。加えて、通信伝達時間が10分の1ほどの0.001秒程度に短縮され、時間差(タイムラグ)がほとんどない「超低遅延」、1平方キロ当たりで100万台の端末と同時接続できる「同時多数接続」も特長だ。「5G」はこのような増大するトラフィックに応えるネットワークシステムの大容量化を、低コスト・低消費電力で実現するSDGsし、10Gbpsを超えるような超高速通信やさらなる低遅延化、IoT/IoEの普及等に伴う多数の端末との接続への対応といった幅広い性能を考慮した研究開発を進めている。進化は止まない。