7月17日(水)永平寺町

本日は、石巻市議会人口減少対策特別委員会行政視察。小雨の中、市役所を6時45分に出発し、仙台空港から小松空港、福井駅到着。気温31度の熱烈歓迎!
おろしそば三昧(おろし、わさび、とろろ)いただき、私鉄えちぜん線で松岡駅へ行き、視察先の永平寺町。
永平寺町議会 江守勲議長からご挨拶をいただき、永田敦夫総合政策課参事から御説明いただきました。永平寺町は、福井県の北部、吉田郡にあり、曹洞宗大本山永平寺の門前町として知られています。人口:18,533人 世帯数:6,357世帯となっています。また、永平寺へ参拝が150万人のピーク時から50万人とかつての3分の1となり高齢化率も高くなり、京福電気鉄道永平寺線の廃線跡地の町道(自転車歩行者専用道)である永平寺参ろーどを走路とし、高齢住民、通勤・通学者や観光客の移動手段としての端末交通システムを、歩行者などとの共存空間における自動走行や遠隔監視・操作の技術で実現することにより、少子高齢化地域の活性化を目指した社会実験を行っていて実用化の流れとなっています。時速マックス20キロで遅いなどの課題もありますが、実証実験による評価を通じて端末交通システムの社会実装が加速され、ドライバー不足対策やコスト削減、需要への柔軟な対応、安全性のさらなる向上など、地域の活性化に資する安心、安全な交通手段の確保や沿道施設の利用促進などが期待されます。永平寺Maas会議の取り組みを開始、地域を取り巻く人と物の移動課題いに、自動車+電動カーを利用して“足”と想定していきたい。現場へ移動し、自動運転小型電動カートに乗りました。時速12キロで走行し40分要します。このカートは、ヤマハ発動機㈱が開発したゴルフカートをベースに公道走行を可能とした車両を、産総研が改造した遠隔型自動運転を可能とした実験車両を用います。電磁誘導線を用いた自動操舵機能、走路に埋め込んだRFID(Radio Frequency Identifier)タグによる速度制御や位置補正機能、ステレオビジョンやレーザーレンジファインダーによる障害物検知と自動ブレーキ機能、車内外のカメラと車内のマイクによる遠隔でのモニター機能などを有しています。また、慶應大SFC研の開発による遠隔での車両の状態や位置の把握や、運転操作を可能とする遠隔監視・操作装置を通信でつなぐことで遠隔型自動走行を実現しています。 夜は、市長選でお世話になった先生の事務所で懇談。学ぶこと多し。

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