1月4日(土)拓く
日本経済新聞社説に「次代拓く人材を」が、上・中・下で始まった。今日は、『産業構造の変化捉えた高等教育に』だ。インターネット勃興期に日本企業は世界の時価総額上位から消えた。社会が富を創造する高度人材を供給できなかったからだ。人工知能(AI)やビッグデータの新時代だ。その教訓を生かしたいものだ。「統計学者が最もセクシーな仕事になる」。IT(情報技術)が市場に与える影響を分析した「『ネットワーク経済』の法則」の著者で米経済学者のハル・バリアン氏は、かつてこう予言した、と。課題解決の教育研究へ「一物一価」の常識をビックデータち経済学の融合が覆した。我が国の課題が露呈した。
さて、仙台で恒例の書き初めに参加。そもそも書き初めは年のはじめに1年の抱負や目標を書く正月行事ですが、実はその起源はとても古く、平安時代の宮中行事に由来するそうだ。老若男女と一緒に筆を持ち白い紙に走らせる。心地よい墨の匂いに一気に書き上げた。Alに負けない本人の表現、これも楽しい。どの分野に於いても拓く人材が大事だ。