1月21日(火)警鐘

 日本経済新聞春秋に『動物学者の今泉忠明さんが監修した「わけあって絶滅しました。」は、絶滅した動物たち本人がその訳を明かすユーモラスな本だ。たとえば霊長類のギガントピテクス。プライドを捨ててササをエサとし生き残りをはかったのに、パンダの登場であっけなく姿を消した。』と好調な売れ行きの著書「わけあって絶滅しました。」を紹介。絶滅した動物になりかわり理由を話してくれる。そこから、収まらない火勢に途方にくれているだろうオーストラリアの動物へ展開。異常気象で史上最も暑く乾燥した昨秋から森林火災が激化。消防士ら20人以上が亡くなり、北海道を上回る面積が焼失した。途方もない数の動物も火にのまれて、種の絶滅を危惧する専門家もいる。SDGsも含め警鐘を促しているようだ。
 さて、読書と整理しているところに宅配便で「被災地の子供たちにクリスマスカードを届けよう!」プロジェクト代表 田中拓男 中央大学名誉教授さんから友人経由で御相談いただいた件で、作者小久保みのりさんから展示会の作品が届いた。3月11日の東日本大震災命日まで田中先生の希望に添って活動したい。
 積極的に活動せずに結界は出ない。

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