最近の活動報告
9月7日(月)ポジティブ思考
2015年 9月 7日
日本経済新聞春秋にエジソンが発明王エジソンについて記載してあった。何事もポジティブ思考の逸話が紹介してあった。中でも『電球の試作に1万個失敗しても、「うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ」と気にしなかった。心理学と神経科学の専門家のエレーヌ・フォックス氏は「脳科学は人格を変えられるか?」で、ポジティブ思考は関心の幅や奥行きを広げ、創造性を高めると書いている。楽観的な脳がいくつもの発明を生んだとみる』という。そして、前向きに考えることが企業経営でも有益だと説いたのは松下幸之助氏の例も。
さて、東日本大震災から4年6ヵ月をもうすぐ迎える。ポジティブ思考で復興を加速させることを促進したい。過日の発電所落成やリボンアートフェスティバルなどチャンスとなることもある。宮城県東部地方振興事務所や NPO法人 移動支援Rera(災害移動支援ボランティアRera)さんにお邪魔した。交通弱者のための支援を行っているが復興住宅の住所が地図やナビになく困っていた。市役所の体制も、次のスケジュールを十分にと思う。ポジティブ思考、前向きにだ。
9月6日(日)ゆ党
2015年 9月 6日
日本経済新聞の風見鶏に『野党と与党の中間「ゆ党」の先行きを憂う』が掲載されていた。 『どんな選挙でも必ず野党に投票するという有権者がいる。権力は強すぎない方がよいと熟慮してそうする場合もあろうが、とにかく偉そうなやつが気にくわないという単なるすね者のことも少なくない。投票行動分析の権威である政治学者モリス・フィオリーナ氏の業績評価投票理論では説明できないこうした有権者の志向に最も合うのが、選挙が近づくたびに出てくる「新党」である。』と。野党でも与党でもない、や党とよ党の中間の「ゆ党」という存在があると。注視したい。
さて、9時過ぎに待ち合わせの上品の郷に到着した。東北みらい塾秋田の学び舎、秋田大小山先生ご一行の皆さんと合流し大川小学校で講師として説明、途中で只野さん合流し、「被災地から地域づくりを学ぶスタディツアー2015」の所期の目的に沿って共に学ぶ。お昼過ぎに終え、帰る際、人溜りがあると思ったら宮城県議会議員選挙のための事務所開き、実名と共産党の党名が入った幟があっちこっちに、また、民主党の公認の前職の2陣営だった。思わず「ゆ党」を思い出した。
夜は、夢まき座公演の通し稽古、牧山トンネルを過ぎると鹿妻から雨が降っていた。雨や濃霧に惑わされることなく、しっかりと見守りたい。
9月5日(土)恵み
2015年 9月 5日
人的ネットワークの恵みを受け、朝9時に朝会で御挨拶、上品の郷で太田駅長と懇談し大川中学校跡地に移動した。ここは、東日本大震災で大きな被害を受けた場所で、昨年「良葉東部」のベビーリーフなど植物工場に次いで今度は、『株式会社東部環境 太陽の恵み、希望の光 大川発電所施設落成式』に御案内をいただき出席した。工藤社長、佐藤和隆担当、佐々木喜蔵前宮城県議、私、安住衆議院議員、亀山市長、髙橋栄一市議、山口市議の順に着座した。この 発電施設の事業費は約3億3000万円で、2万1000平方メートルの校庭敷地に、ソーラーパネル4760枚を設置した。 年間発電量は、一般家庭400世帯分に相当する140万キロワットアワーで、電気はすべて東北電力に販売される。
まさに、太陽の恵みの発電所と野菜工場と合わせて大川地区の復興のシンボル希望の光だ。式典の後、施設案内の模様がTVで報道され、同級生や友人達から電話、FBで連絡をいただいた。妙な組み合わせに見えたらしいが、これもまた、恵みだ。夜は、夢まき座の公演の流れや担当の確認とお稽古、人の恵みで河北新報にも取り上げられた。感謝感謝。
9月4日(金)明確
2015年 9月 4日
曇ったり晴れたり、時には小雨。不純な天気だ。同様に、市民話題は、石巻市議会第3回定例会の開会の65億6003万円を増額する一般会計補正予算と『東日本大震災で発生したがれきの処理業務委託料を不正請求した「藤久建設」(石巻市鹿又)に係る損害賠償債権について、8月26日付で、市が申立人となり仙台地裁石巻支部に伊藤秀樹社長の破産手続き開始の申し立てを行ったと』市長が行政報告した件だ。何やらわかりずらいと。
さて、シルバーウイークの件やら復興の諸々の件で天気のようにはっきりとしない。秋空のようにスッキリしたいものだ。夜は、夢まき座のお稽古。来週に迫り見学のギャラリーにも見ていただき緊張感が高まっていたようだ。大勢の方々に見ていただきたい。
9月3日(木)言霊
2015年 9月 3日
夢まき座の公演のため、昨夜はTVに出演するなど盛り上がってきている中、9時に宮城団長さん一行と御挨拶に中央公民館に行った。TV報道で、『2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、東京都内で講演し、佐野研二郎氏がデザインした大会の公式エンブレムが白紙撤回となったことについて「だいぶ、えらい目に遭った」と述べたと報道があったが、言葉は重要だ。多くを書かないが責任者としての立場を理解していない。スタッフと公民館の舞台を確認した時、バレーボールの練習に女性陣が来ていた。健康は何よりも第一で、頼もしかったが、ネットが緩んでいて施設の充実の必要性を強く感じた。
終了後、さくら会で懇談。市の対姿勢など多くの課題が・・・。前提となる言葉は言霊、励ましも情報発信も相手の身になってだ。
9月2日(水)責任
2015年 9月 2日
波紋が広がる2020年の東京五輪・パラリンピックの公式エンブレム白紙撤回問題だ。都庁での7月発表会は7千万円、幟やポスターなど印刷費が4千万円を超える。また、一部のスポンサーなどはCMなどに使い始めており、影響は大きい。この問題で、海外メディアの批判も多きい。大会組織委員会をはじめ巨大組織での責任は今度もうやむやか。しっかりと対策を講じ、アスリート達やファンに応えることためにも信頼の回復を早急に図るべきだ。
さて、午前中は市役所、被災高齢者にやさしくない対応で一言、明日からの石巻市議会第3回定例会も開会することで、これまで以上に会議のための会議がやたらと多く、組織の責任が明確になっていない、と感じる。道の駅上品の郷により午後からは大川小学校で遺族会の只野英昭さんとピアニストの石井りえさんとお参りし説明。そこで偶然兵庫県の方々を案内している佐藤敏郎先生と合流した。
夜、家に戻ると公民館との不具合なことで連絡が入った。組織体制か。そういえば、70年前の本日、米戦艦ミズーリ上で降伏文書に署名した日で本当の終戦だ。幕末や太平洋戦争の図書を読むと時代の節目の責任を痛感する。
9月1日(火)負の連鎖
2015年 9月 1日
負の連鎖、2020年東京オリンピックの開催について新国立競技場建設で白紙撤回し仕切り直しとなった。今度は指摘されていたエンブレムを巡り、アートディレクターの佐野研二郎さんが、大会の組織委員会の調査に対してインターネット上に掲載されていた画像を無断で転用していたことを認めたことが分かったと報道があり、使用中止になるという。サントリーの販売促進グッズでも回収があり遺憾だ。
さて、大森第3団地の仮設住宅で発起塾の皆様のコメディミュージカルシンデレラを見に行った。震災前に亡くなった同級生のお母さんがこの仮設住宅で暮らしていて御案内いただいた。復興住宅や自立再建した方々もいて空き室も出てきて、残された方々に笑顔と笑っていただき元気になっていただきたいと工夫されたステージだ。会場も一体となって素晴らしかった。午後からは、「日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族 深谷敏雄 」を見た。元憲兵であり、戦中、中国で「特務任務」という地下工作に従事した日本人スパイだ。 中国名を巧みに使い分け、敵国紙幣を偽造し、貨幣市場を混乱させるなど、様々な工作 活動を行ってきたノンフィクションだ。小野田さんや横井さんは知っていたが・・・。
信念を貫いたり、和の心、潔さが良しとされていたが、二転三転しバランスに欠ける事柄が多く大変残念だ。9月に入った。連鎖は止めなければならない。
8月31日(月)新陳代謝
2015年 8月 31日
日本経済新聞春秋に『東京は「新陳代謝都市」である。戦災で焼け残った大正時代の建築はもちろん、最近の建物も壊しては、建て直す。10年単位で街並みが変わる。歴史も瞬く間に忘れ去ってしまう。変わり身の早さは世界に類がない。作家の林望さんが「東京珍景録」でそう書いている。』と紹介されていた。まさに、新陳代謝は必要であるが、市役所の中で、課長・補佐が揃って変わって不具合なことが起きている。
普遍なものや伝統を大事にすることも含め、不変なものと新陳代謝が必要なものとをしっかりして欲しいものだ。不具合な件で市役所、後に津波に耐えた本間家の土蔵の移動を見に行った。この蔵は、江戸時代に廻船(かいせん)問屋として栄え財を成した旧家武山 家(現本間家)が、明治三陸津波(1896年)の翌年に建てた土蔵である。本間英一さんに寄り挨拶した。これこそ、文化財として保護してリボンアートフェスティバルの際にもインバンド対応が可能だ。その後、打ち合わせで八幡屋でランチをいただき懇談。夕方は、青葉東へ、経過も含めバランス論に結論が落ち着く。
8月30日(日)アピール
2015年 8月 30日
桃生公民館で「食」をテーマに制作した30秒の動画のコンテストが昨年に引き続き復興庁と東京のボランティア団体が開催した。会場では、方言を使う子どもが外国人観光客にささかまぼこをプレゼントするストーリーや、ホヤが自分でおいしさをアピールする作品、「いしのまき巻、いしのまき巻」巻寿司の作品など食をしっかりとアピールした作品が選ばれた。
さて、菩提樹渡波で渥美家葬儀告別式に参列、その後、田植えのような運動会の様子や石巻市桃生地区団秋季演習の模様などFBで報告があったが、各地のイベントでアピールされていた。どこでも、いろいろお話があるが、異口同音に市役所の説明責任を問われる。田中角栄の言葉に「用件は便箋1枚に大きな字で書け。初めに結論を言え。理由は3つまでだ。この世に3つでまとめきれない大事はない」がある。しっかりとアピールせよだ。
8月29日(土)波及
2015年 8月 29日
維新の党を離党した橋下徹大阪市長が、大阪系議員を中心とする新党を結成する意向を表明したというニュース。思えば、昨年、維新の党は結いの党との合流して1年だが分裂することになったようだ。橋下市長の市長としての任期は約3ヵ月だ。橋下市長と関係の近い安倍総理との接近が強まり、連立を組む公明党との関係など、野党再編の動きなどにも影響を及ぼしそうだ。
さて、波及と言えば朝、仙台の先輩から連絡をいただいた。仙台市の奥山市長の「仕方がなかった」発言が石巻市と同様の波及となっていることや市政の件についてのご指摘であるが、全て的を射ている。妻と恩師をはじめ御挨拶へ出かけた。波及していることが伝わってくる。9月の第3回定例会が注視されているようだ。