最近の活動報告
4月8日(水)出口
2020年 4月 9日
日本経済新聞春秋で「ちぐはぐ」の語源を知った。「ちぐはぐ」 「鎮具破具」と漢字は、
「鎮具」は金づち
「破具」はクギ抜き
だそうだ。
この2つをあべこべに使うような仕事を「ちぐはぐ」と呼ぶようになった……と。
新型コロナウイルス感染症の危機は、ついに緊急事態宣言が出た。強制規制で無かったのは、民主社会が試され、みんなで自発的にウイルスを抑えこむ戦いを続けることが大切だからだ。春秋は『これからの経済の打撃、社会の疲弊には計り知れぬものがあろう。戦後最大の危機といっていい。しかし、国や自治体は道具の使い方を誤るなかれ。わたしたちも心を平静に保ちたい。「破具」を使って出口を開く日が、やがて来るはずである。』で結んでいた。『冬は必ず春となる』出口を開く日が早く来ますように。
さて、午前中に濃厚接触による新型コロナウイルス感染症検査の件で相談を受け対処。現実を聞き何ともやるせない。東京都で、新型コロナウイルスに、新たに144人が感染したことが明らかになった。1日の感染者数としては、これまでで最も多くなった。宮城県でも美里町と仙台市で確認されたと発表、県内で感染が確認されたのは、これで34人になった。早期に出口が開けるように。
4月7日(火)緊急事態宣言
2020年 4月 7日
政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令した。感染が急拡大している東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で実施期間は7日から5月6日までとなる。宣言を受け、7都府県の知事は外出自粛や営業休止などを住民や企業に要請した。宮城県では名取市在住の50代男性1人と仙台市20代女性2人と30代男性2人の計4人が新型コロナウイルスに感染し宮城県内で感染が確認されたのは32人となった。
さて、臨時閣議で、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急経済対策について、国内総生産(GDP)の2割にあたる過去最大の108兆円。このうち企業の資金繰り対策は45兆円規模となる。政府系金融機関による無利子融資や減収企業に対する給付金などで急速に深刻化する企業の財務基盤を支える。家計向け現金給付は月収減などの要件を満たした世帯に30万円を支給する、と。
市内商店街を歩いたが、臨時休業のお知らせや既に休業しているお店が多い。極めて厳しい環境だ。
4月6日(月) 緊急事態宣言か
2020年 4月 6日
東京都で新たに83人が新型コロナウイルスに感染、仙台市も男女3人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認された。新型コロナウイルスの感染者急増を受け安倍晋三首相は、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を明日に発令する方針を表明した。実施期間は1カ月程度。東京など状況が深刻な7都府県(東京都、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)が対象となり、一定の私権制限が可能となる。感染症専門家や弁護士でつくる「基本的対処方針等諮問委員会」の議論などを経て、正式に発令する。
宣言で「全国的かつ急速なまん延により国民生活、国民経済に甚大な影響を及ぼす恐れがある」などの二つが要件。発令後、7都府県の知事は外出自粛の要請や施設使用、イベントの中止の要請・指示が出せる。外出自粛要請に従わない住民への罰則はなく、都市封鎖のような措置はできない。それでも、知事が必要と判断すれば(1)医療施設開設のための土地・家屋の強制使用(2)医薬品など特定物資の収用―などの権限行使が可能となる。
宮城県村井知事は、定例の記者会見で、対象地域は、東京や関西などが中心になるとした上で、「宮城県も、いつ、どうなるか分からないので、準備を進める」と述べた。
さて、石巻市議会会派代表者会議が午後1時30分から開催され、「新型コロナウイルス感染症に係る対応状況について」全員協議会を開催することとなった。開催日は、令和2年4月10日(金)15時30分〜場所は、石巻市議会本会議場。その他として、全国市議会議長会から「新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組みについて」と中央要望の時期について話しされた。
夕方、悲鳴の電話や連絡を受けた。NHKニュースによれば、新型コロナウイルスの影響による倒産はなかったものの、調査を行った会社は「感染拡大が中小企業の経営を直撃しているため、倒産が急増する可能性がある」と話していると。予断を許さない状況だ。
4月5日(日)不安
2020年 4月 5日
気仙沼市で男性1人、仙台市で男女2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宮城県内での感染確認は計23人。東京で143人など合わせて308人の感染が新たに発表され、午後8時の時点で日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて3807人。
さて、不要不急を守り読書三昧。時折、市民の方々から電話やSNSでの連絡や不安、相談を受けた。また、子どもの学習だがNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯3社は、25歳以下のスマートフォン利用者を対象に1~2カ月程度、データ通信料を一部無償化すると発表した。新型コロナウイルスの影響でオンライン授業を始める大学などが増えるなか、学生の通信費負担が高まる懸念があるため、総務省が支援を要請。ギガスクールはじめ自治体も呼応し対応すべきだ。さらに、経済対応は国がマスクより安心できる方向性を示して欲しい。
4月4日(土)心構え
2020年 4月 5日
都内で新たに118人が新型コロナウイルスに感染、60代から80代の男女5人が死亡した。宮城県内で感染が確認された人は20人となり、全国で367人の感染が確認された。これは1日の感染者の発表数はもっとも多くなり、勢いが止まらない。これで日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて3497人。
さて、入学式の祝詞を送付するため郵便局へ行った。不要不急の外出を自粛するよう要請のため幾分空いていた。夕方、お通夜も早めに弔問した。牡鹿路の桜が満開なところと蕾が膨らんでいるところに先月県道そうじでゴミ拾いした所にレジ袋に入ったゴミや空き缶、ペットボトルが散乱。新型コロナウイルス感染症が広がるごとく、一人ひとりの意識改革も必要だと感じた。地元集会所の垂れ桜が鹿に食べられているのを区長さんが直していたので参加。夕日と桜を観賞。
4月3日(金)広がり
2020年 4月 4日
暖かく、一層牡鹿路はじめ桜がキレイだ。宮城県東部振興事務所、佐藤所長はじめ旧友が赴任し、ご挨拶に伺った。
さて、宮城県内で新たに富谷市と仙台市で新型コロナウイルスに感染していることが確認され、これで18人。4月は異動時期、東京から異動して来た方もいた。宮城県村井知事と仙台市郡市長は共同で記者会見を開き、特に若い世代に対し、今週末を含め当分の間、不要不急の外出を自粛するよう要請した。村井知事は「県内では感染者が増加し、このままでは医療崩壊が起き、深刻な患者の治療ができなくなる可能性がある。いちばん大きな問題は、若い人たちの行動だ。フェーズが大きく変わっていることをしっかり認識し、当分の間、不要不急の外出は控えてほしい」と述べた(NHKニュース)。いよいよ広がりが見えてきた。出口の見えないトンネルは、とても不安だ。早期に特効薬を期待しつつ、掛からないように不要不急に心掛けたい。
4月2日(木)健康
2020年 4月 3日
8ヶ月の赤ちゃんが新型コロナウイルスに感染していたニュースを見て驚いた。感染ルートが不明でますます不安が広がる。宮城県は、新型コロナウイルスによる県内のピーク時の重症者数が136人に上るとの試算をまとめた。また、日本経済新聞WEBによれば、『新型コロナウイルスの感染者数は世界全体で100万人、死者は5万人を突破した。外出制限により世界の人口の4割超が自宅待機を迫られているが、世界的な感染拡大は止まっていない。新型コロナの対応は長期戦となりそうだ。』と報じた。
さて、新体制の市役所を始めご挨拶して諸課題対応した。どこへ行っても新型コロナウイルス感染症の話題や対策一色だ。夕方、早めに帰宅し母の85歳誕生日のお祝い。いろいろ思いもあるが、健康が一番だ。感謝を込めておめでとうございます。
4月1日(水)新年度スタート
2020年 4月 1日
朝、予報通り暖かく迎えた。令和2年度スタート。榊等取り換え、神仏を拝んで愛犬と散歩。土筆や梅が満開、桜も開きはじめ春の息吹を痛切に感じた。新型コロナウイルス感染症予防しながら新たな気持ちで挑みたい。
さて、日本経済新聞社説にあるように『新型コロナウイルスの感染拡大が企業の景況感を急速に悪化させている。経済活動の停滞ぶりは深刻だ。まずは政府が検討中の緊急経済対策をすみやかにまとめ、悪影響を食い止めたい。日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)には異例の数字が並んだ。』と昨日のTVの速報でも流していた。はつらつと、入社式で初勤務と思っていた方の中には早々在宅勤務となった方々も居る。何より、自宅など職場の外で仕事をするテレワークに関心が高まっている。働き方改革など一挙に転換するきっかけとなりそうだ。
新型コロナウイルス感染症だが、仙台市内に住む、いずれも20代の男女4人が感染。元楽天で監督を務めた、NHKプロ野球解説の梨田昌孝さんも感染した。日本医師会は、一部の地域では病床が不足しつつあるとして、「医療危機的状況宣言」を独自に発表、政府の宣言を前に行なった。防止を図りながら粛々と挑みたい。
3月31(火)伝える
2020年 3月 31日
新型コロナウイルスに感染が、東京都で新たに78人の感染が発表されるなど、全国の1日あたりの感染者数が224人。これで日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めてあわせて2211人。本日までの自粛が小売りや外食などで営業時間短縮の延長や臨時休業を実施する動きが強まっている。三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、首都圏の6店舗で4月12日までの週末営業を休業すると発表。「不要不急」と安倍総理や小池東京都知事がの協力要請しているが、ますます先行きが見えない。
一方、クオモNY州知事が良い評価を受けている。その良さが5点が分析されている。
①迅速かつ頻繁
毎日、一回一時間ぐらいをかけて、何が起こったか、何か起きているのか、これから何が起こるのかをきめ細かくブリーフィング。もちろん、記者たちなどオーディエンスはたっぷりと間隔をあけて座っている。
②徹底した情報開示
「11万のベッドが必要になるかもしれません。一方で、われわれの現在のキャパシティーは5万3000ベッド。3万7000人がICUで呼吸器付きのベッドが必要となるかもしれません。しかし、今あるのは3000。これは、皆さん、問題です」。ファクトに基づき、具体的な数字を上げながら、ネガティブな情報も一切包み隠さずに開示する。
③圧倒的なわかりやすさ
彼は原稿を見ず、すべて自身の言葉で話す。その動画の横にはパワーポイントの映像が映し出されており、口頭ではわからない数字やデータ、ポイントがビジュアルで、すぐに理解できるようになっている。さらに感染者拡大のカーブを「波」に例え、「皆さん、カーブの話をしていますね。このカーブは波。高ければ、医療システムを破壊します」と効果的に比喩を使う。「ピークの山」の話も彼の手にかかると、子供から高齢者まで全国民があっという間に理解できる。
④劇場感
ビジュアルな臨場感を演出するため、時には、山積みになったマスクや医療機器の前で、時には、臨時病院に転用した大規模コンベンションセンターに並んだ病院ベッドの前で、ブリーフィングを行う。見る人に「ここまで準備をしている」と直感的にわかってもらうのだ。
⑤専門性
常に専門家の医師や軍人など専門家と並び、一体になり、高い専門性をもって事態に対処していることをアピールする。
新年度へ向け、見習いたい。
3月30日(月)震撼
2020年 3月 31日
移動中の車から志村けんさんの訃報が報じられた。その後FBなどSNSで志村さんへの思いなどアップされ一色だ。新型コロナウイルスが身近な恐怖であることをまざまざと見せつけた。宮城県内も仙台市で市内に住む30代の女性1人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表、大崎市にある大崎市民病院の30代の男性医師が新たに新型コロナウイルスに感染したと確認されたと2人増えた。仙台市の場合、すでに感染が確認された秋田県の外国籍の男女2人を含むグループと飲食をともにした時間があったという。このALTは、石巻市も訪問していると書き込みがあったので担当部に2次感染も含め、早期対策等市民へ情報提供と初期対応、喚起を促すなど要請した。
また、土日に依頼された諸案件について処理した。新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について政府は、ぎりぎり持ちこたえており宣言を行う状況には至っていないとしていて、今後の感染者数の推移や経済への影響などを見極めながら、引き続き慎重に判断していく方針と菅官房長官。志村さんのご逝去で自分たちの問題となったはず、自己管理して欲しい。